タイピングが速くなるコツ8つ
「練習しているのに速くならない」「キーを見ないと打てない」。そんな人に向けて、今日からできることを8つにまとめました。 このサイトのランキングに載っている上位99人の数字と、サイトの言葉3,032語で数えた結果も入れています。
ひとことで
指の場所を決めて、キーを見ずに、毎日少しずつ。速さは、そのあとで勝手についてきます。打ち間違いはゼロでなくて大丈夫。上位の人でも、だいたい20回に1回は間違えています。
はじめに: いまの速さを測っておく
コツを試す前に、いまの速さを1回測っておくと、伸びたかどうかが分かります。目安は「1分に何回キーを正しく押せたか(打/分)」です。 国の調査では、中学2年生の平均が1分に約23字(漢字に変換したあとの字数。キーにすると約46〜55打)、中学校の目標が1分に60字(約120〜144打)です(速さの目安)。
スピード検定で60秒だけ測る(級・段で出ます)指の置き場所(ホームポジション)を決める
左手の人差し指を F、右手の人差し指を J に置きます。 ほかの指はとなりに1本ずつ(左は A・S・D、右は K・L・;)。F と J には小さな出っぱりがあるので、見なくても指で分かります。
速い人とそうでない人のいちばんの違いは、指が「帰る場所」を持っているかどうかです。1つ打ったら指をここに戻す。これだけで、次のキーまでの距離がいつも同じになります。
今日やることキーボードの F と J の出っぱりを、目をつぶって触ってみる。
1つのキーは、いつも同じ指で打つ
「E は左の中指」「O は右の薬指」のように、キーごとに受け持ちの指が決まっています。打ちやすい指でばらばらに打つと、毎回どの指を動かすか考えることになり、速さが頭打ちになります。
はじめは遅くなって大丈夫です。受け持ちを守った打ち方は、慣れたところから一気に伸びます。
今日やることキーと指の一覧で、自分が別の指で打っているキーを1つ見つける。
キーを見ない。見たくなったら、遅くする
画面とキーボードを行ったり来たりすると、そのたびに目が止まります。キーを見ないで打つこと(ブラインドタッチ)が、速くなるいちばんの近道です。
コツは、見ないで打てる速さまで、いったん落とすこと。速く打とうとすると見たくなります。ゆっくりでいいので、見ないで打ち切る回を増やしてください。 このサイトのタイピング練習は、押すキーと指を画面に出すので、手元を見なくても進められます。
今日やることタイピング練習を1回、手元を見ないで最後まで。
打ち間違いは減らす。でも、ゼロを目指して止まらない
打ち間違えると、消して打ち直すぶん(このサイトでは、正しいキーを押し直すぶん)時間をなくします。まずは正確さを上げるのが近道です。
一方で、完璧を目指して手が止まるのも遠回りです。このサイトのランキング上位99人の正確さを数えると、真ん中は約95%でした。 20回に1回くらいは間違えながら、速く打っています。98%以上の人は14人、90%を下回る人は8人でした。
上位の正確さ
約95%
真ん中の人
98%以上
14人
99人のうち
90%未満
8人
99人のうち
数え方: スロットタイピングの総合ランキング(2026年10月29日時点・上位99人)の「腕前点」は、速さ × 正確さ × コースの倍率で出しています。そこから速さと倍率を割り戻して正確さを出しました(小数は四捨五入の誤差があります)。
今日やること正確さが90%を切ったら、次の回は少しゆっくり打つ。95%を超えたら、少し速く。
ローマ字の打ち方は、短いほうも知っておく
ローマ字入力では、同じかなを何通りかで打てます。「し」は shi でも si でも打てて、si のほうがキーが1つ少なくなります。
| かな | よく使う打ち方 | 短い打ち方 |
|---|---|---|
| し | shi | si |
| ち | chi | ti |
| つ | tsu | tu |
| ん(子音の前) | nn | n |
どのくらい差が出るのか、このサイトの言葉3,032語で数えてみました。全部を短い打ち方で打つとキーは38,703回、 し・ち・つ・ん を上の「よく使う打ち方」で打つと40,986回。約6%多く押すことになります。
ただ、6%は「慣れた指の動きを変える」ほどの差ではありません。打ち方を変えると、しばらくは迷って遅くなります。いま shi で気持ちよく打てているなら、そのままで大丈夫です。 これから覚える人や、伸び悩んだときに1つずつ試すくらいがちょうどいいです。このサイトのタイピングは、どの打ち方でも通ります(ローマ字入力の表)。
打っている字ではなく、次の言葉を見る
速い人は、いま打っている字を見ていません。目は少し先にあって、手が追いかけています。1つの言葉を打ち終えてから次を読むと、言葉と言葉のあいだで毎回止まります。
はじめは、言葉の最後の2〜3字を打っているあいだに、次の言葉の頭を読むところから。
今日やること言葉の切れ目で手が止まっていないか、1回だけ意識して打つ。
座り方とキーボードの位置を整える
肩が上がっていたり、手首がキーボードの手前にべったり付いていたりすると、指が動きにくくなります。ひじは軽く曲げて体の横に、手首は浮かせぎみに、キーボードは体のまんなかに。
ノートパソコンなら、本体を少し手前に引くだけでも打ちやすくなります。疲れたら手を止めて、指を軽く開いたり閉じたりしてください。
長くやるより、毎日少しずつ
週に1回30分より、毎日3分のほうが続きます。続けば、指が受け持ちを覚えるまでの回数も自然に増えます。疲れて雑に打つ時間は、悪いくせの練習になってしまうので、短く切り上げるほうがいいです。
このサイトには、毎日同じ言葉がみんなに出る「今日のお題」があります。1日1回の目安と、連続日数が残ります。
今日やることスロットタイピングの「今日のお題」を1回。
参考: このサイトのランキング上位の速さ
真ん中
298打
かな約170字/分
いちばん速い
519打
正確さの真ん中
約95%
スロットタイピングの総合ランキングに載っている上位99人の、1分あたりの打つ速さです(2026年10月29日時点)。 よく遊んでランキングに登録した人たちの数字なので、遊んだ人全員の平均ではありません。真ん中の298打は、中学校の目標(1分に約120〜144打)の2倍ほどです。
いまの速さ別の練習メニュー
1分に100打より少ない
コツ1〜3が先。速さは気にせず、タイピング練習で指の場所と受け持ちを覚える。
100〜200打
キーを見ない時間を増やす(コツ3)。正確さ90%以上を保ったまま、短い言葉のコースで回数をこなす。
200〜300打
先読み(コツ6)と、長い言葉のコース。打ち方の見直し(コツ5)もこのあたりから。
300打より速い
苦手なキーをつぶす段階。スピード検定の結果に出る、打ち間違えたキーを見て、その指だけ意識して打つ。
よくある質問
Q. どのくらい練習すれば速くなりますか?
人によって大きく違うので、何日で何打とは言えません。ただ、毎日少しずつ続けて、1週間ごとに速さを測ると、伸びているかが自分で分かります。
Q. スマホでも練習になりますか?
このサイトのタイピングは画面のキーボードでも遊べますが、指の動きはパソコンのキーボードとは別物です。パソコンで速くなりたいなら、パソコンで練習するのがいちばんです。
Q. 速さと正確さ、どちらが大事?
最初は正確さ、そのあと速さです。目安は正確さ90〜95%。それより低ければゆっくり、高ければ少し速く打ってみてください(コツ4)。
さっそく打ってみる
この記事について
公開日: 2026年10月29日
書いた人: どっぱー
数字は、このサイトのランキング(2026年10月29日時点)と、タイピングで出している言葉から数えたものです。学年ごとの平均の出どころは「速さの目安」のページに載せています。